箱根駅伝を題材にした自伝的小説です。

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実際に箱根を走ったランナーが書いたものは他にないそうです。

走り始めた頃からの記録が克明に記されており、大学時代の監督との確執や瀬古とのやりとりなど興味深く読みました。
人間的には嫌いだけど感謝もしている色々な感情が入り混じった想いが伝わりました。
著者の出生の秘密などもあり、単なる記録ではない面白さがありました。
著者の他の作品は経済小説みたいですが読んでみようかなという気になりました。