「私が現役時代先生から教えていただいたことは6文字です。何かわかりますか?」

わが母校テニス部第1期生の方が会場のみんなに問いかけた一言でした。

昨日、母校のテニス部の先生が退職されるにあたっての42年間(厳密には43年間だった)ありがとうございました会での1コマ。

「6文字・・・なんだろうな?」

「それは  あきらめるな  です。 試合、ボールを追うこと、すべてを あきらめるな と」

私は先生から直接聞いたことはない。でも 先輩方の練習態度や試合態度からその行動は現れていた。だから時代もあるとは思うが、コート1面で高校生男女、中学生男子が一緒の練習をし、十分とはいえない環境の中でもすばらしい戦績を残したのだろう。東京都団体準優勝、インターハイ個人戦10数回出場、全日本ジュニア出場、おまけに国体選手輩出などなど。

昨日は久しぶりに懐かしい方々にお会いできたことと、その当時の思い出もよみがえり、また今まで聞いたこともなかったエピソードなどとても楽しいひと時でした。高校を卒業をして30余年・・・未だに自分から前後5年以上の先輩後輩とお付き合いできていることそしてその環境を作ってくださった先生には本当に感謝の気持ちで一杯です。

先生への感謝の気持ちを色紙に・・・ということで私が書いたことは

「先生と初めて試合をさせていただいたとき、私は3ポイントしか取れませんでした。それも全部先生のダブルフォルトです。でもそれからテニスがだんだん好きになり今に至っております。ありがとうございました」

と記しました。

「あきらめるな」

そうですね。あきらめませんよ、あきらめたくなるけど大切なことはあきらめない。そうもう一度思わされた昨日でした。

追伸・・・しかし、みんな楽しい人ばかりで 中学高校の時代だから中にはチョイ悪もいて 楽しい学校生活でした。書きつくせない思いだがたくさん。人に恵まれていると思います。皆さんに感謝です。